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場所はご自宅orカフェ。
インターネット(スカイプのビデオ通話)や電話での相談も可能です。


精神分析的心理療法・来談者中心療法・夢分析・イメージ療法・芸術療法・メンタルコーチングなどの専門的な心理療法で
悩みの解決や症状軽減を目指します。


外出恐怖症、対人恐怖症、不登校、ひきこもり、抑うつ気分、不安神経症、社会不安障害、全般性不安障害、ご家族の心理教育、ご家族の対応改善による現状打破等などに効果があります。


■「カウンセリングを受けたいけれど外に行きづらい」と思っていた方、
■ひきこもり状態等のご家族への対応に悩む保護者の方、
■アーティストやクリエイティブなお仕事をしている方で無意識の力をさらに活用したい方、

ご自宅まで出張するタイプの心理療法や、スカイプを利用したオンラインカウンセリングをぜひお試しください。
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外出恐怖症の強い不安症状や身体症状(外に出ることを考えただけで動悸や吐き気)を訪問心理療法で軽減|臨床心理士の出張訪問カウンセリング事例(モデルケース)
外出恐怖症による身体症状と不安症状がある方の、臨床心理士の訪問による心理療法の事例(モデルケース)です。

次のような方に参考にしていただけると思います。
  • 家から外に出るのが怖い
  • 外出しようと思うとひどく不安になり、パニック障害の発作を起こす
  • 外出しようとすると動悸・腹痛・吐き気・頭痛などの身体症状が現れる
  • 自分ひとりで買い物や散歩ができない
  • 家族と一緒でも外出に不安感がある
  • 外出する準備をしても、玄関ドアを開ける直前で不安が募ってしまう

ドア 握る

 
20代半ば・独身・無職のD子さんは、外出恐怖症と強い不安症状に悩んでいました。
 

外出できないことで日常生活に支障が・・・

外出恐怖症によって日常生活に多くの支障が出ていました。

まず、仕事ができませんでした。
アルバイトをしようと思って面接を受けるための電話はできますが、
面接の日になると玄関から足が動きませんでした。

そして、ショッピングに行けませんでした。
スーパーはもちろん、近所のコンビニにも、行こうとするとひどい不安と動悸、そして吐き気にさいなまれました。

ご両親と同居していたので、生活に必要なものは母親に買いに行ってもらうことができましたが、
D子さんはどんどん自信をうしなっていきました。

ついに、自動販売機や散歩はもちろん、家の庭にすら出られなくなりました。

少しずつ外へ行けるようにするため、そして仕事をできるようにすることを目標に、
訪問による心理療法を始めました。

 

不登校から引きこもりに・・・

D子さんは、中学生のときに不登校になりました。

きっかけは風邪をひいたことでした。
風邪による発熱はすぐ下がったものの、せきがなかなか止まりませんでした。
登校しましたが、教室内でせきをするのが怖くなった、とD子さんは言います。

「せきがうるさい、と思われているんじゃないかと」
「クラスメイトからどう見られているか気になってしかたなくなったんです」

風邪の症状がおさまっても、学校や教室に対する不安症状はつのるばかりでした。

学校にまったく行かなくなるタイプの不登校となり、
外に出るのも怖くなりました。

最初はお母さんといっしょに買い物に出かけたりしていましたが、
クラスメイトとばったり会う想像をするとたまらなくなりました。

「不安が、心の中でヒートアップしていくんです」
「どんどん不安が大きくなって、外に一歩も出られなくなりました」

D子さんは、「外に行かなきゃと思うけど外出できない」状態になりました。

 

ひどい不安症状と身体症状で心がめげてしまう・・・

中学、高校時代は家にずっとひきこもって過ごしたD子さん。

同級生が高校を卒業すると、外で同級生に会う想像による不安感は減りました。

けれども、外に出ようとすると具合が悪くなりました。

「外に行こうとして、玄関のドアに手をかけてそこから先に進めないんです」
「ドアを開けるとき、吐きそうになります。それで、怖くて」
「胸がドキドキして過呼吸のようになって、身体がいうことをきかなくなります」
「外に出るための着替えやしたくは出来るんですが、一歩が踏み出せないんです」

10代のうちは、まだ不安症状や身体症状を理由に引きこもり生活を続けていました。

けれども、同年代の人たちが大学を卒業し社会人になっていき、
結婚したとか出産したとかいううわさも風の便りにきくようになると、
現実生活に対する不安も大きくなってきました。

D子さんとご両親は「なんとかしなきゃ」と思って、訪問カウンセリングを始めました。

 

心理療法で不安症状と身体症状の「意味」を考える

訪問カウンセリングでは、まず不安を軽減するために心理療法を行いました。

不安になったときに行う呼吸法やイメージ方法などを試していき、
少しずつ不安に自分で対処できるようにしました。

「不安になっても大丈夫」という気持ちを作り出すのです。

並行して精神分析的心理療法で、
不安症状や身体症状の「意味」を考えていきます。

不安感も、吐き気も、動悸も、過呼吸も、すべて心の声です。

だとすれば、心はどんなことを訴えているのか。

D子さんは週に1度の訪問カウンセリングを通じて、少しずつ自分の心と向き合っていきました。

 

不安をなくしたい!

D子さんの心の中に強くあったのは、
「不安が完全に消えないと不安なままだ」
という「不安に対する不安」のような思いでした。

D子さんは、完璧主義である自分に気づきました。

「不安を少しも持っていない人なんて、いないんですものね」
「でも、こう話している今も、『とにかく不安をなくしたい!』って叫んでいる自分を感じます」

そういって、D子さんは何度も泣きました。

 

不安と向き合う

「不安がなくなったら、自分はどうなるんだろう・・・と、不意に思いました」

「不安に対する不安」について考えていたD子さんは、あるときふと思いました。

「不安がなかったら、自分はないような気がします」
「不安だ、って言っている自分しか想像できません」
「自分がちっぽけで、何も持っていないってことを受け止めたくなかったのかも・・・」

すごくいやな「気づき」でした。
認めたくなどない気持ちだったでしょう。

しかし、
これまでの訪問カウンセリングで何度も号泣していたD子さんとは思えないくらい、
しみじみと語りました。

不安と向き合っている証拠でした。

 

いろんな「自分」が心を強くする

「こういう『いろんな自分』が、自分の中に居るんですね」

不安に押しつぶされそうな自分、
ちっぽけで何もない自分、
不安を直視している自分・・・

「いろんな自分」に気づけたことが、D子さんにとって大きかったようです。

「不安なときに、不安じゃない自分もいる。がんばろうとしている自分もいる」
「今までは、たったひとり、カンペキな自分じゃなければダメだと思っていたのかもしれません」
「中学のときも、せきが出て申し訳ないと思う自分と、せきが出て困っちゃうんだ、と友だちと笑って話したい自分がいました」

これまでの生活の中での『いろんな自分』がたくさん語られました。
語るたびに、D子さんの目に光が戻るようでした。
 

自分を受け容れ、一歩ずつ外へ

D子さんとは最初は自室で訪問カウンセリングしていましたが、
場所を徐々に玄関に近づけていきました。

リビング、廊下、玄関・・・

不安で震えることも、パニック発作様の不安症状や身体症状があらわれることもありました。

カウンセリングをやめたくなったことも何度もあったそうです。
「不安になったり具合わるくなったり、かっこ悪い自分を見せるのが恥ずかしくて・・・」
「けど、先生にはどんな自分も見せちゃったから」
と言って、D子さんは少しずつ外出へ向けて動き出していきました。

訪問カウンセリングの一形態として、「公園カウンセリング」があります。

D子さんは、約10年ぶりに外へ出ました。

歩いて3分ほどの公園も、D子さんには「もう、世界一周レベル」。
でも、心に余裕があるからこそ、久々の外出を「世界一周」に例えてユーモアにすることが出来ています。
すばらしい成長です。

久々の外出ですので体調のことを考えて、
公園で10分ほど話してまだ家へ戻りました。

今は、家と公園で半分ずつ時間を使って、訪問カウンセリングをしています。

「いろんな自分」が心を強くし、外へ向けて踏み出したD子さんの事例でした。



 


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| えむ心理研究室 臨床心理士えむ | ★事例(モデルケース) | 22:04 | comments(0) | - |