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カウンセラーは臨床心理士です。和やかな雰囲気の中で専門的な心理療法やカウンセリングが受けられます。

場所はご自宅orカフェ。インターネット(スカイプのビデオ通話)や電話での相談も可能です。

精神分析的心理療法・来談者中心療法・夢分析・イメージ療法・芸術療法・メンタルコーチングなどの専門的な心理療法で悩みの解決や症状軽減を目指します。

外出恐怖症、対人恐怖症、不登校、ひきこもり、抑うつ気分、不安神経症、社会不安障害、全般性不安障害等などに効果的です。

■「カウンセリングを受けたいけれど外に行きづらくて受けられない」と思っていた方、
■精神分析や夢分析、イメージ療法で現状を打破したい方、
■アーティストやクリエイティブなお仕事をしている方で無意識の力をさらに活用したい方、

ご自宅まで出張するタイプの心理療法や、スカイプを利用したオンラインカウンセリングをぜひお試しください。
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ひきこもり状態の主婦の方の不安感と外出恐怖を訪問カウンセリングで改善|えむ心理研究室 臨床心理士の出張訪問カウンセリング・心理療法事例(モデルケース)

些細なきっかけから長期のひきこもり状態となった主婦の方の、
臨床心理士による心理療法の事例(モデルケース)です。

本事例は次のような方に参考にしていただけると思います。
  • 主婦になってから外に行くのが怖くなった
  • 結婚・引越しを経て友だちが減り、さびしくて不安
  • 夫しか話す人がいなくてつらい
  • 外出が怖くなり買い物もしんどい
  • 夫がいないと不安で外出できない
家 白 黄色 がけっぷち感 AC

 
 

活発な主婦だったのに・・・

30代半ばのE子さんは、夫と二人暮らしでした。

夫の転勤についていくためそれまで勤めていた会社をやめ、
専業主婦として新しい土地で暮らし始めました。

E子さんは持ち前の真面目さと元気さで
早くに生活に慣れようとしました。

ご近所にも率先してあいさつし、
スーパーやお店めぐりをして
毎日活発に過ごしていました。


 

外に出ようとすると不安症状と身体症状が・・・

しかし、E子さんに急に変化がおとずれました、

ある日、買い物へ出かけると
駐輪場でめまいと吐き気、そして強烈な恐怖感と不安感に襲われました。


あわてて夫に電話しました。
話しているうちに症状はおさまったので
ちょうど帰宅途中だった夫と病院で待ち合わせ、
診察を受けました。


心電図や脳のCTなどをとりましたが
器質的な疾患はなく、
血液検査などにも異常が見られなかったことから
「心療内科に行ってみては」といわれました。


 

夫が仕事中も不安で仕方ない

その夜は
「新しい土地に越してきたことで知らずに疲れやストレスが溜まっていたのかも」
と夫と話し就寝しましたが、
不安感が拭い去れずよく眠れません。

翌日も、睡眠不足で眠いのに動悸がして眠れず、
さらに「またあの症状が襲ってくるのでは」と思うと
怖くて外にも出られなくなってしまいました。

それらの不安症状や身体症状は
スーパーの駐輪場での発作から1週間たってもおさまりません。

むしろ、不安症状にとらわれている時間が延びるばかりでした。

夫が仕事の最中も、不安で仕方なく、
電話やメールをしてしまい、
その後で「夫に迷惑をかけている」と罪悪感にとらわれる・・・
E子さんにとってつらい日々が続きました。


しかし、
心療内科に行こうとしても不安で足が動かず、
どんどんひきこもりがちになっていきました。

発作と不安感から人に会うのも怖く、
そもそもまだほとんど知り合いがいないので
会いに来てくれる友だちや知人もいません。

優しく真面目な性格のE子さんは、
自分の状態を実家に知らせることにもためらいがありました。
「親に心配かけたくない」という思いから、
助けてほしいけれども連絡を取らずにいました。


ひきこもっていれば掃除や料理などの日常生活は何とか送れるため、
夫も「無理をすることはない、家で休んでいればいい」と
買い物や銀行でのお金の出し入れなど、外出が必要な家事は引き受けてくれました。

あっという間に、
初めての発作から半年近くがたってしまいました。

しかし、年末が近づいてきて
双方の実家へ行かねばならないことや
不安感が強いまま新しい年を迎えることを思い浮かべたら
E子さんは死んでしまいたくなりました。

「どうしたらいいんだろう」
「こんなひどい状態のままで誰にもあわせる顔がない・・・」


 

カウンセリングで不安を軽減

夫と相談し、E子さんは訪問カウンセリングを開始しました。

まずは、発作がパニック障害の可能性が高いことをしっかり認知していきました。

不安感については
「予期不安」といって、
パニック障害によるパニック発作を一度でも起こしたことがある人が非常に抱きやすい不安であることも
まずは知識として強く認知していきました。

E子さんは
呼吸法やリラクゼーションも勉強しました。

不安になっているときは呼吸が速くなっているし、
動悸や吐き気などの不安による身体症状にとらわれてリラックスできなくなっている。

「主体的にリラックスしようと思っていかなきゃ」
E子さんは不安発作になりそうになったとき、
呼吸法やリラクゼーションを試していきました。

「こころの問題なんだ」
と、E子さんは納得していきました。

「こころの問題なのだから、訪問での心理療法を続けていけばきっと変化していける」

E子さんは不安が強くなったときも訪問カウンセリングでのことを思い出して
心を強く保つことを覚えていきました。


 

心理療法でわかった「いい子」な性格

呼吸法やリラクゼーション、認知療法を続けるかたわら、
精神分析的心理療法をおこないました。

生育歴から現在のこと、思っているすべてのことを語ってもらう方法です。

最初は、不安感に包まれてしまい、
語ることは不安や症状のことばかりでさらに内面のことをうまく語れないE子さんでしたが、
「不安や症状は、心の内面を見ないようにしているためかもしれない」
と気づきました。

E子さんは、
「どうも、自分はいい子でいようとしすぎた気がする」
と語りました。

「今も、自分の親に状況を知らせてないのはいい子でいたいから」
「小さい頃から、心配をかけないようにと生きてきました」
「いい子であること、出来る人であることが自分には大事でした」

そして、涙ながらに語りました。

「本当は、引越しなんてしたくなかった」
「仕事もやめたくなかった」
「両親や友だちとすぐに会えない場所に来て、さびしくてしかたなかった」

活発に良き妻として振舞っていたE子さんの、
心の奥にあった不安と不満が具体的に語られていきました。


 

夫の車には乗れるようになる

少しずつ、不安が軽減してきたE子さんは、
パニック障害や睡眠困難のための薬をもらうために
メンタルクリニックへ通院することにしました。

自分で車を運転したり、公共交通機関を使ったりするのはまだ無理でしたが、
夫の車でなんとかクリニックまでは行けるようにするため、
短時間ずつ夫とドライブする練習をしました。

途中、臨床心理士に電話をかけて不安を抑えつつ、
なんとか診察を終えて薬をもらうことができました。


 

薬物療法と心理療法で不安がさらに軽減

薬のおかげで、さらに不安が軽減していきました。

精神分析的心理療法によって心を読み解いていく作業が続きました。

本心に隠れていた不安や不満、
周りへの態度と本心のギャップなどが
継続して語られるとともに、
「これからもっと大丈夫になっていくのかな」
「不安症状を治すのにがんばるのも少し疲れてきました・・・」
と弱音を吐くこともできるようになってきました。


 

甘えのコントロール

一方で、夫へ甘えることへの快適さと罪悪感にも気づきました。

「いい子でいるにはすごくがんばらなきゃダメだから・・・」
「がんばらなくて済む、夫といるときはすごくラク」
「そこに甘えていた気がします。今も、外に出ることを強要されないし」

夫婦カウンセリングの機会も作り、
E子さんは夫に、葛藤を抱える自分の心を語りました。

夫も、「甘やかしていたつもりはないのだけど」と驚き、
「ふたりで相談しながらより適切な距離感を作っていこう」と結論が出ました。


 

パニック障害と不安について、親に話す

E子さんは
「かっこつけてても仕方ない」と、
自分の親にパニック障害や不安症状のことを話しました。

お父さんお母さんは驚き、すぐにE子さんの家に来てくれました。
とはいえ、E子さんの心理まで理解するにはおよばなかったようで、
E子さんは一時的に落ち込みました。

しかし、訪問カウンセリングで精神分析的心理療法をする中で、
親への気持ちも分析されていきました。

「すべてわかってもらおうとするのは無理とわかっているんですけど・・・」
「というか、すべてわかってもらいたいと自分が思っていたことに驚きました」
「昔から、親にわかってほしいと思っていたみたいです」
と気づきました。

親御さんとのやりとりに関しては、
「心理的なことに、あんまり理解を示さない家だったし」
「だいたいはわかってくれたみたいだから、そのほかはあきらめます、なんとか」
と笑いました。

逆に、夫の両親に話したところ、夫の両親のほうがE子さんの状況に理解を示してくれていました。
義父が、ストレスから睡眠障害になったことがあるそうなのです。

E子さんは言いました。

「全然そんなふうに見えない人なんです。お義父さんって」
「バリバリの企業戦士って感じで、ストレスとは無縁!強い!みたいな」
「少し私と似ていますね・・・昔の私と」
「そういう人のほうが、心の中のことに気づきづらくて症状に出ちゃうのかもしれませんね」
「夫の実家の理解はありがたいけど、甘えすぎないようにしていきたいです」

と、分析を重ねて客観的かつ柔軟性ある判断へと辿り着きました。


 

短時間パートでイキイキと!

不安を抱えながらも、徐々に外出が可能になったE子さん。

クリニックへ処方箋をもらいにいくことや
公園の散歩などはひとりでも出来るようになりました。

また、思い切って短時間のパートをすることにしました。

無理せず、週に2回、2時間のパートです。
あまり人に顔を合わせないで済む、宅配便の仕分け作業の仕事にしました。

「こんな私でも、まだこんな状況でも、社会に出られる、って思いたくて」
とE子さんはパートをいきいきとこなしました。

体力も使う仕事なので、たまに発作を起こすことがありましたが
パート先の理解もあり、頓服薬を飲みながら仕事を続けました。


 

兼業主婦としての新たな夢

ひとつずつ、やれることを増やしていっているE子さん。

今は、カルチャーセンターへ通ってフラワーアレンジメントを習っています。

「ずっとやりたかったことなので」
訪問カウンセリングの日、
実際にフラワーアレンジメントを見せてくれたE子さん。

「自分の本音を自分で感じないようにしてきたから症状になっていたのだから・・・」
「自分に素直になってみれば、心身に症状が出ないようになるかもと思って」
「いずれはお花の仕事も出来るようにしたいです」

E子さんは訪問カウンセリングを続けながら、少しずつ薬を減らしていっています。


 

【えむ心理研究室より】

近年、全国的に主婦の方のひきこもりが増えています。
外出が困難なため、カウンセリングや投薬を受けることができず、
ご主人とふたりで悩みを抱えてしまうケースが少なくありません。

えむ心理研究室では訪問カウンセリング・訪問心理療法・スカイプでのオンラインカウンセリングなど、
外出が困難な方の相談も承っております。
主婦の方のひきこもり状態を改善するための一助となれば幸いです。
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